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立命館慶祥中学・高等学校との連携によるネパール医療キャンプ実施のご報告

立命館慶祥中学・高等学校、現地女性会、医療関係者、地域の皆さまの協力のもと、医療キャンプを実施しました。
※記事の最後には、現地メディアに取材いただいた当日の様子をご覧いただける動画も掲載しています。
INDEX
ネパールで継続しているCSR活動について
株式会社サンタン社会貢献活動部では、2019年からネパールのサネパ地区においてアート教室と子ども食堂を継続し、地域の子どもたちに学びと食の機会を届ける活動を続けています。
毎週土曜日に実施しているアート教室では、継続的な美術教育を通して、子どもたちの創造力や表現力を育むことを目指しています。
また、子ども食堂では、子どもたちが安心して集い、栄養ある食事を受け取れる場づくりを行っています。
こうした活動は、Shristi Mahila Samuha(シュリスティ・マヒラ・サムハ/現地女性会)や地域の関係者の協力のもと、地域に根ざした取り組みとして継続されています。
立命館慶祥中学・高等学校との連携 と 医療キャンプ実施
株式会社サンタン社会貢献活動部では、こうしたネパールでの継続活動の一環として、立命館慶祥中学・高等学校との連携のもと、2026年1月24日に現地にて医療キャンプを実施しました。
立命館慶祥中学・高等学校とは、2025年1月よりネパール連携スタディプログラムに関する相談をきっかけに話し合いを開始し、現地でどのような活動ができるかを継続的に協議してきました。
そうした中で、立命館慶祥中学・高等学校との連携により医療キャンプを実施できたことは、教育支援と地域の健康支援がつながる新たな可能性を感じる機会となりました。
特に、毎週アート教室に通っている子どもたちやその保護者が、身近な場所で健康診断を受けられたことは、大きな意義があったと感じています。
医療キャンプの実施概要
医療キャンプは、Radiant Readers’ Schoolを会場として、子どもからお年寄りまで、地域住民の中でも特に低所得家庭など、経済的な理由から健康診断や検査を受けることが難しい方々を優先に、無料で診察を受けられる機会を提供する形で実施しました。
当日は、一般健康診断、小児診療、血圧・血糖測定、甲状腺検査、乳房検査、前立腺検査を行い、一般診療・小児診療・血圧/血糖検査81名、甲状腺検査83名、乳房検査51名、前立腺検査17名が受診しました。
再診察や精密検査、継続的な治療が必要と判断された方についても、現地クリニックや提携医療機関との連携により、その後の受診につながる体制を整えることができ、地域の方々にとって自分の健康状態を知る大切な機会となりました。


会場では各種健康診断や検査を実施し、多くの地域住民が受診しました。
子どもたちとの交流と作品展示
今回の医療キャンプは、医療支援だけでなく、教育と交流の機会にもなりました。
開催前には、立命館慶祥中学・高等学校の学生が日本から持参した画材や折り紙を使い、アート教室に通う子どもたちとのグループワークを実施しました。
普段の授業とは異なる雰囲気の中で、子どもたちは学生たちと一緒に手を動かしながら交流を深め、新しい刺激を受けている様子が見られました。
会場内では、子どもたちの過去作品も展示し、地域の方々や保護者に鑑賞していただく機会を設けました。
子どもたちが自ら保護者に作品を披露する姿も見られ、日頃の学びや成長を地域の中で共有する時間となりました。
後日、立命館慶祥中学・高等学校の学生が企画したモザイクアートのワークショップにも子どもたちが参加し、日本とネパールをつなぐ象徴的な共同制作が行われました。


医療キャンプ開催前には、立命館慶祥中学・高等学校の学生と子どもたちが、折り紙などを通して交流しました。

日本で地域の方々が描いた下書きをもとに、アート教室の子どもたちが彩色して完成させたモザイクアートです。
学生たちの活動について
立命館慶祥中学・高等学校の学生たちは、クラウドファンディングに加え、北海道で開催したネパールフェスティバルでの物販活動も行い、今回の医療キャンプ開催につながる募金を集めてくれました。
クラウドファンディングのリターン品や物販では、サンタンのネパールフェルトシューズに加え、ネパールのフェアトレードコーヒーを取り扱うBikas Coffeeのコーヒー商品も紹介されました。
そのコーヒーパックには、アート教室に通う子どもたちのデザインを起用していただきました。
後日、実際に製品化されたコーヒーが現地で子どもたちへ手渡され、自分の描いた絵が商品として形になっていることを知って喜ぶ姿が見られたことも、今回の交流を象徴する印象的な出来事の一つでした。

アート教室の子どもたちがデザインを担当したコーヒーパッケージが、現地で子どもたちへ手渡されました。
今後に向けて
今回の医療キャンプは、医療関係者、現地女性会、地域住民、ボランティア、そして立命館慶祥中学・高等学校の協力のもと、安全に実施することができました。
医療支援、教育支援、地域交流が一つの場の中でつながったことで、サンタンがネパールで継続しているCSR活動の広がりと可能性を改めて実感する機会となりました。
サンタンは今後も、現地女性会や日本国内の協力者と連携しながら、ネパールの子どもたちにとってより良い学びの機会を届けるとともに、地域にとって本当に必要とされる活動を丁寧に積み重ねてまいります。
今回の医療キャンプの様子は、現地メディアでも取り上げられました。
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